#56 行動するには勇気が必要

今回は
子育てというテーマの第三弾として
行動する力について
私の考えをお話したいと思います。
#私の経験したことと考えを連ねた
#おっさんの話だよ

 

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行動する力を説明する前に
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子育てのテーマで
第一弾では「考える力」
第二弾では「判断する力」
最後の第三弾は「行動する力」です。

まずその説明をする前に
私が親から育てられた経験と
私がよく目にする子育ての現状を
整理してみたいと思います。

 

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私の知ってる子育ての現実って
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私たちは
普通に親に育てられていると
「考える力」をフル稼働して
親の考えと違うことでも言おうものなら
「何を考えているの?」と否定されます。
#冷たい言い方やめて欲しい

その考えを選んで
「判断する力」を使い実行に移そうとすると
「そんなこと、やめときなさい」
と親にストップされます。
#もれなく
#あんたバカじゃなぁも付いてくるよ

この2つの親ブロックを越えれず
「行動する力」を発揮することが難しいのが
私の知ってる子育ての現実です。

親の言動で
これだけ親ブロックされていては
自分の判断で行動する経験など
到底辿り着けません。

このような親がブロックする行為は
誰もが陥る落とし穴でもあります。

なぜならその親の思いは
「子供のためだから」というのが本音です。
#子供が可愛いから手を差し伸べる
#子供が可愛いからダメだと注意する
#何も悪くありませんよね

親自身の経験をもとに
いいか悪いかの取捨選択を
子供のためにしてあげるということは

親の愛情いっぱいの行為であるため
それが悪いことだと思う訳ありません。
#私がうちの子のことを
#一番分かってるんだからと
#愛情という刀を振り翳して
#自分の考えを押し付けちゃう

 

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反抗期はいいことなんだよ
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ここまでの話を聞いてどう思いますか?

小さい頃から
親の言うことをよく聞いていた子も
思春期を迎える頃から変化します。

子供は思春期の時期を境に
言うことを聞かなくなります。
#うちの子反抗期じゃわ
#その一言で片付ける親が居る

なぜなのか?

それは
考える力が付くからです。

考える力が付きいろんな選択肢が生まれ
それを判断する力が付くから
自分の考えと違うことを親に言われたら
それは反抗したくなります。
#まずは親子関係が正常な場合
#反抗しない子供は思考停止してるか
#親と考えが一致しているか

しかし
私はあなたのために
こんなに尽くしているのに
なぜあなたは分かってくれないの?
と嘆いている親を見ます。
#よく親が陥る落とし穴だよ

そもそも子供のためだと
親の考えを押し付けることを
子供自身は求めていません。
#必要以上の干渉は迷惑以外の
#何ものでもないよね

その干渉が多ければ多いほど
子供自身は考えることを辞めて
「どうしたら、親に何も言われないか?」
と親の顔色だけを気にするようになり
親から注意されなかったことは
正しいことだと判断するようになります。
#まさに私はこう育てられちゃったよ
#親の顔色を伺うだけの子供時代

すると
考える力・判断する力もないので
当然行動する力を手に入れることなど
出来るはずもありません。

そして
考える力を養えないまま育った子供は
大人になっても考えることが出来ないため
社会人になっても考えれません。

考えれない大人が子供を育てると
考えないことから来る”視野の狭さ”で
知らないことは危ないと判断してしまい
なんとなく知っている情報だけで
子供を必死に守ろうとします。
#とにかく否定しまくるから
#生き方にも制限がかかってしまう

しかし
その持ち前の”視野の狭さ”では
世界が変化していることなど知る由も無く
自分の知る小さな世界に無理やり引き込み
自分の正しいと思うレールに当て嵌めようと
最大限の愛を持って子供を守ろうとします。
#井の中の蛙大海を知らず

結果的に
子供自身で考えることを良しとしない
親の考えを押し付け育てられた子供は
世界は変わるという現実など知る由もなく
よく分からないまま親のレールに乗せられ
世の中の荒波に揉まれ溺れます。
#親の考えなんか当てにせず
#自由に生きることは誰でも出来る
#その力を付けさせてあげて

 

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やっと行動する力の話だよ
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と、ここまでが前置きです。
#なげえよ

ここから”行動する力”という話ですが
あなた自身はどうでしょうか?
行動することが出来ていますか?

日々の生活に追われ
なかなか行動が出来ていない
そんな人が多いのではないかと思います。

まず
一番最初に知っておいて欲しいのは
行動することは勇気がいる。
ということです。

例えば
◯初めて海外へ行く
◯初めてマラソン大会に出る
◯初めての会社に行く
◯初めて近所への挨拶に行く
などなど

大人になっても
初めてすることは勇気が要ります。
それは子供も同じです。

以前のブログで書きましたが
うちの子供は小学5年生の時に
一人で倉敷から西宮(神戸)まで
電車と新幹線を乗り継いで
行っていました。

その行動をするためには
”勇気”がかなり必要だったと思います。

 

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勇気のために正しく褒める
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その”勇気”を引き出すためには
「自分で出来るんだ。」
という自信を子供に与えてあげないと
子供は勇気を出すことは出来ません。
#大人でも同じなんだから

”子供は褒めて育てよう。”
とよく聞く話ですが

ただ褒めていたらいいのでなく
その子供の特徴をよく見極めて
褒めないといけません。
#何でも褒めてればいいわけないよね

子供に対して
◯こんな所がすごくいいよ
◯以前よりこんなに出来るようになったね
#子供自身が気付いて理解出来て
#なおかつ自信が付く言葉を選ぶんだよ

例えば
良い事をしたとしたら
「なぜこんな良い事をしようと思ったの?」
とより深く聞いてあげると良いです。
#聞くことで本人の考えを整理してあげる
#すると次の行動がまた生まれるよ

そうすれば
子供自身も良いことに対する理解が深まり
その理解の深まりが他の行動を引き出し
さらに考えて判断し行動するようになり
それが自然になって生きます。

これが”子供自身の成長”です。

要するに
◯考える力
◯判断する力
◯行動する力
は連動しているんです。

ただ
”行動する力”には
”勇気”がいるということだけ
知っておいて欲しいです。

現実的には
行動しない大人は掃いて捨てるほど居て
それなのに子供には行動しろという。
#仕事しない上司に仕事しろと言われる
#これと同じ事を大人がしていては
#子供だって行動しないよね

 

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まとめ
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今回は
◯行動する力
ということについて
お話をさせていただきました。

要するに
「行動するには勇気が必要!」
ということです。

最終的に
子供にどうなって欲しいか?
という事を考えてみて下さい。
#親の考えるレールなんて要らない

子育てするにも
大人のあなたにも
◯考える力
◯判断する力
◯行動する力
を養っておくことが必要です。
#私も子育てすることで
#この3点を学んだよ

先に言っておきますが
子育てに正解はありません。

その子その子に合わせて
その子オリジナルの子育てをしてあげ
子供の力を最大限に引き出してあげると
子供自身の幸せに近づくと思います。

子供を一人の人間として尊重し
対等に話をしてあげましょう。
#親と子で味方同士の関係を作ろう
#この関係こそ一生の宝物になるから

子供の根幹の部分を育てるため
子供が自ら考えて行動出来る力は
どうしたら養えるか?

親は子供に合った育て方で
伝えてあげて下さい。
#子育てにこれだという正解はない
#子供一人一人違う人間だからね
#ヒントはお伝えして行きますね

子供を一人の人間として尊重することは
子育ての骨太の根幹となりまーす。
#私の個人的な価値観です

子育ての現場からは以上でーす!