今回は
子育てというテーマの第二弾として
”判断する力”について
思ってることを話したいと思います。
#判断する力について語る
#ただのおっさんの話だぞ
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”考える力”の復習から
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前々回
”考える力”についてお話しました。
いろんなことに疑問を持ち
とにかく考えよう。
ということお伝えしました。
#目的を考えることもそうだし
#いろんな角度から物を見るのもそう
#立場が変われば答えが変わるもそう
”考える力”の見方はいろんな角度があって
自分の立場では良いことでも
他者の立場では悪いこともあります。
#いろんな角度で考えれる力は大事
子供の頃に
おもちゃの貸し借りで
自分さえ遊べればよくて
お友達が貸してくれない。
と泣いているというアレです。
#絶対譲りたくないと思っちゃう人
#大人版のジャイアンっているよね
そういう多面的な考えも
考える力の典型例になります。
#双方を考えれなければ
#社会では通用しないよね
#自分の考えだけで生きてる人って
#友達が少なかったりするよね
とにもかくにも
考えることが出来ない人は
すぐに答えを他人に聞き
それをただなぞって満足します。
#自分の頭で考えてますか
#一方だけの考えになってないかな
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いい子はいらない!
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多くの家庭では
親の言うことをよく聞く子供を
”いい子”だと言われています。
#他人も褒めてくれるよね
#あらいい子ねぇって
しかし
そんな”いい子”が社会に出た瞬間に
◯それぐらい自分で考えてやってください
◯そんな事も言われないと出来ないの?
◯自分の意見は無いんですか?
◯言われたことしか出来ないんですか?
と社会の洗礼を強烈に浴びます。
#子供の心が病みませんように
いい子いい子と育った子供は
親にとって”都合のいい子”になっていて
そんな子供を量産されている事に
どれだけの親が気付けていますか?
#そんな親にとって都合のいい子は
#家の外に出たら地獄を見るよ
私は
親の言うことをよく聞く子供より
自分の意見を持っている子供の方が
将来的に安心出来ると思います。
なぜなら
自分の意見があると言うことは
自分の頭の中にいろんな考えがあり
その中から考えを選ぶ判断をして
初めて自分の意見が生まれるからです。
#誰かの答えをなぞっているんじゃない
#友達との協調性も大事だよ
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何を目的とするか?
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多くの場合
子供は親より長く生きます。
#だいたいそうだよね
では親であるあなたは
子供に以下の3つから何を与えてますか?
◯魚を与える
◯釣竿を与える
◯魚の取り方を与える
この3つを考えてみて下さい。
子供視点で考えると
下に行けば行くほど難易度は上がります。
親にとってはどうでしょう?
親視点で考えると
下に行けば行くほど親の手間は下がります。
#手間は減るけど難しくはなる
そして
社会に出た時に求められるのは
下の方のことを求められます。
そうであるならば
親のすることは
◯魚の取り方を考えれる
子供を育てる。
ということです。
#答えが無いことの答えを出すこと
#それを考えれる子供を育てるには
何を与えようとするかで
子供の育て方は大きく変わります。
それに連動して
子供の成長の仕方も大きく変わります。
#すごく時間がかかるよ
#親がそれを耐えれるかどうかだよ
もう一つ例えを上げると
動物園の動物は
動物園から出されると
餌の取り方を知らないので確実に死にます。
動物園の外でも生きるためには
餌の取り方を自分で考え判断出来ることが
生きるために必要な事です。
#親の自分が死んだ後まで
#子供の餌は誰も用意出来ないんだもん
親が子供に伝えていくのは
まず子供自身で餌の取り方を考える力を付け
そのいくつかの考えの中からどれを選ぶか
判断する力を付けさせる事です。
だから
子供を育てる上で
考えておかないといけなことは
私達親世代が通用している常識は
20年後には通用していない。
ということです。
#時代は必ず変わるから
#歴史が証明してくれている
なぜなら
私の知る20年前と今では
携帯・車・家・テレビ・インターネット
など多くの物が大きく変わりました。
おそらく
この歴史は繰り返されるでしょう。
つまり
今の時代の正解や価値観を子供に教えても
何の価値も生まないと言う事です。
#親の価値観は時代遅れも甚だしい
#そんなクズ情報は子供に伝えちゃダメ
それより
何より大切なことは
その時代時代に合わせれる
自由自在な考えを判断出来る力です。
#カメレオンのように
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我が家の話をすると
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我が家の話をすると
子供自身が考え判断したことを挙げると
◯小3全国統一小学生テストを受ける
◯小4でバドミントンを辞める
◯小6中学校受験をする
◯小6県外の中学校に進学する
◯中2プログラミングの合宿に参加
◯高2キャリア甲子園の出場
◯高3化学グランプリの出場
◯高3大学受験
などなど
いろいろあります。
#親が判断したことは一つも無い
これはすべて子供自身が考え
挑戦すると判断したことです。
#誘われて出場したものもあるよ
#でも出場することを決めたのは本人
思い起こすと
我が家では”判断する”ということを
進んで経験させていました。
#家庭は経験を促す場所
例えば我が家では
小学生になった頃から
倉敷→笠岡まで
一人で電車に乗させて
実家に行かせていました。
#今だったら怒られることだよ
#真似しちゃダメだと思う
一人で経験させると
いろんなことを考える事が出来
自分で判断する力が養えていた
気がします。
そして
小学校5年生の頃には
塾主催の勉強会の合宿に
倉敷から兵庫県西宮市まで
新幹線と電車を乗り継いで
一人で行くようになってました。
そんなある日
私は子供とこの合宿の帰りの時間は
岡山駅に22時30分に待ち合わせだね。
と約束していました。
小5のとき
塾の勉強会が21時に終わり
西宮市から一人で電車に乗り
新神戸駅から新幹線に乗って帰る予定が
現金がなく新幹線のチケットが買えない。
という事態が起こりました。
#親はその時何も知らなかった
#親の確認不足だと反省したよ
そこで
子供は誰に聞くでもなく自分の頭で考え
”ICOCAで乗れるのは在来線の一択”
とJR三宮駅から在来線に乗ろうと判断し
新神戸駅→JR三宮駅1.2㎞を徒歩移動し
JR三宮駅から在来線に乗り
岡山に向かって帰りました。
#経験値がそうさせたのもある
そんな事が起こってると知らず
岡山駅で悠長に待っている私に
知らない携帯電話からの着信があり
出てみると子供から
子供「電話を借りて電話している。
新幹線に乗れなかったから
電車に乗って帰っている。」
私 「僕はどうしたらいい?」
子供「遅くなると思うけど
岡山駅で待ってて。」
私 「分かった。岡山駅で待ってるね。」
と状況報告だけがあり、岡山駅で待つ事に。
しかしその3分後に
また同じ番号から着信があり
電話の所有者(おばさま)
「お子様の年齢を聞いたら
小学5年生と聞きました。
お父さん、何してるんですか?
姫路駅の駅員にお子様を預けるので
姫路駅まで迎えに来て下さい。」
私 「はい。すぐ姫路駅に行きます。」
つまり
子供はおばさまに補導されてしまい
私が姫路駅に迎えに行く事になりました。
#おばさまありがとうございました
#感謝しております
そして
23時30分に姫路駅で子供を回収し
一緒に帰りました。
#お金が無くて何も食べれてない子供
#コンビニでおにぎり買ったよね
#疲れ果ててずっと寝てたよね
携帯電話を借りた話には裏話があり
息子は帰りの時間が遅くなることを
親の私に伝えないといけない。と考え判断し
まず若いお兄さんに
「携帯を貸して欲しい。」
とお願いしたところ、断られていて
それを近くで見ていたおばさまが
快く貸してくれたらしいんです。
#この後すぐキッズ携帯を持たせたよ
この経験は
子供にとって大きな経験だったと思うし
いざそういう状況になった時に
どのように考え判断し行動するかは
人それぞれ違うと思います。
#何が正解だという話ではなく
#どう考え判断するか
またこの事について
私から子供に話をした際に
◯新幹線から三宮駅までの移動のこと
◯携帯電話を貸してとお願いしたこと
「その判断が自分でよく出来たね。」
と子供自身に話をしました。
#すごいことだよと
その言葉をかけることで
子供自身にとっては
◯自分自身で考えていいんだ
◯自分自身で判断していいんだ
そういう事を自分で判断していいんだ。
と、なんとなく感じたのではないか?
と思います。
#子供自身をちゃんと認めてあげる
よく
うちの子は小学校5年生で
そんな事は出来ないよ。
と言われることがあります。
それは
確かにそうだと思います。
#急に上から目線
なぜなら
うちの子供には
電車に一人で乗せて移動する経験を
小さな頃から経験させていたからです。
#急に出来る訳では無いよ
#一段一段階段を上ってきた結果だよ
今回のケースは
その経験の延長線上にあっただけです。
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まとめ
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今回は
◯判断する力を養おう
◯判断力を付けるには経験させよう
ということについて
お話をさせていただきました。
判断する力を養うためには
親が判断しないという事がポイントです。
子供の判断を尊重してあげないと
子供自身は判断することを辞めます。
#親の意見は絶大なので
#極力言わない方がいいと思う
判断することを辞めた子供は
考えることを辞めます。
#だってその方が楽なんだもん
#判断することを辞めた大人は
#いつか苦労する時が来る
考えることを辞めた子供は
大人になっても誰かの指示にしか従えない
そんな大人になってしまいます。
この先
誰かの指示にしか従えない大人は
ほとんどの仕事をロボットに取られ
何かを生み出せない大人は
ほぼ使い物になりません。
#決してそれが悪い訳じゃないよ
前回も言いましたが
子供を一人の人間として尊重することは
大事なことです。
#親と子で味方同士の関係を作ろう
#この関係こそ一生の宝物になるから
子供の根幹の部分を育てるため
子供が自ら考えて判断する力は
どうしたら養えるか?
親は子供に合った育て方で
伝えてあげて下さい。
#子育てにこれだという正解はない
#子供一人一人違う人間だからね
#ヒントはお伝えして行きますね
子供を一人の人間として尊重することは
子育ての骨太の根幹となりまーす。
#私の個人的な価値観です
子育ての現場からは以上でーす!