#50 ”判断する力”を育てよう

今回は

子育てというテーマの第二弾として

判断する力”について

思ってることを話したいと思います。

#判断する力について語る

#ただのおっさんの話だぞ

 

 

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考える力の復習から

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前々回

考える力”についてお話しました。

 

いろんなことに疑問を持ち

とにかく考えよう。

ということお伝えしました。

#目的を考えることもそうだし

#いろんな角度から物を見るのもそう

#立場が変われば答えが変わるもそう

 

考える力”の見方はいろんな角度があって

自分の立場では良いことでも

他者の立場では悪いこともあります。

#いろんな角度で考えれる力は大事

 

子供の頃に

おもちゃの貸し借りで

自分さえ遊べればよくて

お友達が貸してくれない。

と泣いているというアレです。

#絶対譲りたくないと思っちゃう人

#大人版のジャイアンっているよね

 

そういう多面的な考えも

考える力の典型例になります。

#双方を考えれなければ

#社会では通用しないよね

#自分の考えだけで生きてる人って

#友達が少なかったりするよね

 

とにもかくにも

考えることが出来ない人は

すぐに答えを他人に聞き

それをただなぞって満足します。

#自分の頭で考えてますか

#一方だけの考えになってないかな

 

 

 

 

 

 

 

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いい子はいらない!

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多くの家庭では

親の言うことをよく聞く子供を

”いい子”だと言われています。

#他人も褒めてくれるよね

#あらいい子ねぇって

 

しかし

そんな”いい子”が社会に出た瞬間に

◯それぐらい自分で考えてやってください

◯そんな事も言われないと出来ないの?

◯自分の意見は無いんですか?

◯言われたことしか出来ないんですか?

と社会の洗礼を強烈に浴びます。

#子供の心が病みませんように

 

いい子いい子と育った子供は

親にとって都合のいい子”になっていて

そんな子供を量産されている事に

どれだけの親が気付けていますか?

#そんな親にとって都合のいい子は

#家の外に出たら地獄を見るよ

 

私は

親の言うことをよく聞く子供より

自分の意見を持っている子供の方が

将来的に安心出来ると思います。

 

なぜなら

自分の意見があると言うことは

自分の頭の中にいろんな考えがあり

その中から考えを選ぶ判断をして

初めて自分の意見が生まれるからです。

#誰かの答えをなぞっているんじゃない

#友達との協調性も大事だよ

 

 

 

 

 

 

 

 

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何を目的とするか?

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多くの場合

子供は親より長く生きます。

#だいたいそうだよね

 

では親であるあなたは

子供に以下の3つから何を与えてますか?

◯魚を与える

◯釣竿を与える

◯魚の取り方を与える

この3つを考えてみて下さい。

 

子供視点で考えると

下に行けば行くほど難易度は上がります。

親にとってはどうでしょう?

親視点で考えると

下に行けば行くほど親の手間は下がります。

#手間は減るけど難しくはなる

 

そして

社会に出た時に求められるのは

下の方のことを求められます。

 

そうであるならば

親のすることは

◯魚の取り方を考えれる

子供を育てる。

ということです。

#答えが無いことの答えを出すこと

#それを考えれる子供を育てるには

 

何を与えようとするかで

子供の育て方は大きく変わります。

 

それに連動して

子供の成長の仕方も大きく変わります。

#すごく時間がかかるよ

#親がそれを耐えれるかどうかだよ

 

もう一つ例えを上げると

動物園の動物は

動物園から出されると

餌の取り方を知らないので確実に死にます。

 

動物園の外でも生きるためには

餌の取り方を自分で考え判断出来ることが

生きるために必要な事です。

#親の自分が死んだ後まで

#子供の餌は誰も用意出来ないんだもん

 

親が子供に伝えていくのは

まず子供自身で餌の取り方を考える力を付け

そのいくつかの考えの中からどれを選ぶか

判断する力を付けさせる事です。

だから

子供を育てる上で

考えておかないといけなことは

私達親世代が通用している常識は

20年後には通用していない。

ということです。

#時代は必ず変わるから

#歴史が証明してくれている

 

なぜなら

私の知る20年前と今では

携帯・車・家・テレビ・インターネット

など多くの物が大きく変わりました。

 

おそらく

この歴史は繰り返されるでしょう。

 

つまり

今の時代の正解や価値観を子供に教えても

何の価値も生まないと言う事です。

#親の価値観は時代遅れも甚だしい

#そんなクズ情報は子供に伝えちゃダメ

 

それより

何より大切なことは

その時代時代に合わせれる

自由自在な考えを判断出来る力です。

#カメレオンのように

 

 

 

 

 

 

 

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我が家の話をすると

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我が家の話をすると

子供自身が考え判断したことを挙げると

◯小3全国統一小学生テストを受ける

◯小4でバドミントンを辞める

◯小6中学校受験をする

◯小6県外の中学校に進学する

◯中2プログラミングの合宿に参加

◯高2キャリア甲子園の出場

◯高3化学グランプリの出場

◯高3大学受験

などなど

いろいろあります。

#親が判断したことは一つも無い

 

これはすべて子供自身が考え

挑戦すると判断したことです。

#誘われて出場したものもあるよ

#でも出場することを決めたのは本人

 

思い起こすと

我が家では”判断する”ということを

進んで経験させていました。

#家庭は経験を促す場所

 

例えば我が家では

小学生になった頃から

倉敷→笠岡まで

一人で電車に乗させて

実家に行かせていました。

#今だったら怒られることだよ

#真似しちゃダメだと思う

 

一人で経験させると

いろんなことを考える事が出来

自分で判断する力が養えていた

気がします。

 

そして

小学校5年生の頃には

塾主催の勉強会の合宿に

倉敷から兵庫県西宮市まで

新幹線と電車を乗り継いで

一人で行くようになってました。

 

 

 

 

 

 

そんなある日

私は子供とこの合宿の帰りの時間は

岡山駅に22時30分に待ち合わせだね。

と約束していました。

 

小5のとき

塾の勉強会が21時に終わり

西宮市から一人で電車に乗り

新神戸駅から新幹線に乗って帰る予定が

現金がなく新幹線のチケットが買えない。

という事態が起こりました。

#親はその時何も知らなかった

#親の確認不足だと反省したよ

 

そこで

子供は誰に聞くでもなく自分の頭で考え

ICOCAで乗れるのは在来線の一択

とJR三宮駅から在来線に乗ろうと判断し

新神戸駅→JR三宮駅1.2㎞を徒歩移動し

JR三宮駅から在来線に乗り

岡山に向かって帰りました。

#経験値がそうさせたのもある

 

そんな事が起こってると知らず

岡山駅で悠長に待っている私に

知らない携帯電話からの着信があり

出てみると子供から

 

子供「電話を借りて電話している。

新幹線に乗れなかったから

電車に乗って帰っている。」

 

私 「僕はどうしたらいい?」

 

子供「遅くなると思うけど

岡山駅で待ってて。」

 

私 「分かった。岡山駅で待ってるね。」

 

と状況報告だけがあり、岡山駅で待つ事に。

 

しかしその3分後に

また同じ番号から着信があり

 

電話の所有者(おばさま)

「お子様の年齢を聞いたら

小学5年生と聞きました。

お父さん、何してるんですか?

姫路駅の駅員にお子様を預けるので

姫路駅まで迎えに来て下さい。」

 

私 「はい。すぐ姫路駅に行きます。」

 

つまり

子供はおばさまに補導されてしまい

私が姫路駅に迎えに行く事になりました。

#おばさまありがとうございました

#感謝しております

 

そして

23時30分に姫路駅で子供を回収し

一緒に帰りました。

#お金が無くて何も食べれてない子供

#コンビニでおにぎり買ったよね

#疲れ果ててずっと寝てたよね

 

携帯電話を借りた話には裏話があり

息子は帰りの時間が遅くなることを

親の私に伝えないといけない。と考え判断し

 

まず若いお兄さんに

「携帯を貸して欲しい。」

とお願いしたところ、断られていて

それを近くで見ていたおばさまが

快く貸してくれたらしいんです。

#この後すぐキッズ携帯を持たせたよ

 

この経験は

子供にとって大きな経験だったと思うし

いざそういう状況になった時に

どのように考え判断し行動するかは

人それぞれ違うと思います。

#何が正解だという話ではなく

#どう考え判断するか

 

またこの事について

私から子供に話をした際に

◯新幹線から三宮駅までの移動のこと

◯携帯電話を貸してとお願いしたこと

その判断が自分でよく出来たね。

と子供自身に話をしました。

#すごいことだよと

 

その言葉をかけることで

子供自身にとっては

◯自分自身で考えていいんだ

◯自分自身で判断していいんだ

そういう事を自分で判断していいんだ。

と、なんとなく感じたのではないか?

と思います。

#子供自身をちゃんと認めてあげる

 

よく

うちの子は小学校5年生で

そんな事は出来ないよ。

と言われることがあります。

 

それは

確かにそうだと思います。

#急に上から目線

 

なぜなら

うちの子供には

電車に一人で乗せて移動する経験を

小さな頃から経験させていたからです。

#急に出来る訳では無いよ

#一段一段階段を上ってきた結果だよ

 

今回のケースは

その経験の延長線上にあっただけです。

 

 

 

 

 

 

 

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まとめ

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今回は

◯判断する力を養おう

◯判断力を付けるには経験させよう

ということについて

お話をさせていただきました。

 

判断する力を養うためには

親が判断しないという事がポイントです。

 

子供の判断を尊重してあげないと

子供自身は判断することを辞めます。

#親の意見は絶大なので

#極力言わない方がいいと思う

 

判断することを辞めた子供は

考えることを辞めます。

#だってその方が楽なんだもん

#判断することを辞めた大人は

#いつか苦労する時が来る

 

考えることを辞めた子供は

大人になっても誰かの指示にしか従えない

そんな大人になってしまいます。

 

この先

誰かの指示にしか従えない大人は

ほとんどの仕事をロボットに取られ

何かを生み出せない大人は

ほぼ使い物になりません。

#決してそれが悪い訳じゃないよ

 

前回も言いましたが

子供を一人の人間として尊重することは

大事なことです。

#親と子で味方同士の関係を作ろう

#この関係こそ一生の宝物になるから

 

子供の根幹の部分を育てるため

子供が自ら考えて判断する力は

どうしたら養えるか?

 

親は子供に合った育て方で

伝えてあげて下さい。

#子育てにこれだという正解はない

#子供一人一人違う人間だからね

#ヒントはお伝えして行きますね

 

子供を一人の人間として尊重することは

子育ての骨太の根幹となりまーす。

#私の個人的な価値観です

 

子育ての現場からは以上でーす!