KSG100 2ndまであと…14日。
いよいよ残り2週間後にせまってきた。
正直なところ、去年にはじめてのぞんだ1回目の”KSG100″のときに比べて圧倒的にそれ用のトレーニングが今年は出来ていない状況。
「それ用の」というのは、
とにかく長い時間を動き続ける練習とシミュレーション。それと制限時間中に2度は訪れるナイトパートの練習。
去年はこの長い時間動き続ける練習とナイトパートを合わせて3回、プラス高梁のマラニックの大会にでて約60k完踏を経験した。
これらの練習からわかったことや自分の体起きる変化を振り返り、問題点は修正できることなら修正しておく。
それを繰り返すことで、当日本番に起こりうる可能性のある問題点・課題をひとつでも少なくするという目的がある。
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ナイトパート3周やってみた。
去年よりもこのテの練習が直前まで出来ていなかったため、先週末にひとりでナイトパート3周走ってみた。約5時間弱の行程となったのだが、
ズバリ、
きつい…
今回、去年とはじつは後半部分のコースが変わる。芥子山の山頂からのロードをまわってトレイルに入り、くだり基調のトレイルをずーっと進んでおりてくると中学校のグラウンドの裏手の住宅地にでてくる。そこからまた中学校の裏手のロードを今度は布施神社の横を通り、何個かのつづらおりのロードを登り続けて鹿島公園の上の大多羅宮跡まで上がる。そこから葡萄畑が斜面に広がる眺望ゾーンをぬけて元の芥子山に登る正規ルートのロードにとりつく。
この、一回トレイルをおりきってからの中学校裏手のロードの登り返し部分がまぁ傾斜がきつくしんどい、、、
去年のKSG100は最初の2,3周をこのルートで走ったのち、予想以上の体力の消耗を理由に「この登り返し部分やばい!変更しよう!」と内川さんと即決し、登り口のロードを回避してそのままフラットな道をつないでスタート地点のセブンまで戻るというコースに変更したのだ。
今年はその“後半登り返し回避ルート”ではなくガッツリ“正規ルート”で最初から最後まで完走したいと思っている。
この“正規コース”を46時間以内に20周してこそやっと本当のKSG100を完走したといえる、と自分のなかで決めている。
先週末、夜8時すぎから3周、正規ルートを走ってみたところ、足に明らかにその累積標高の疲れが蓄積された。左足の踵の裏が疲れというか痛みがでてきて骨や関節ではないとは思うが心配な部分ではある。
この痛みとどう付き合い、走り続けることが出来るか?今回の問題点のひとつだ。
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あと、やるべきことは。
もちろんまだまだやるべき練習はあるし、足も出来ちゃいないので今年は去年よりも確実に完走は厳しくなるとは思う。ただ、どんな準備をしてそこに行きつくかも含めて100mileへのチャレンジってのはまあ一筋縄ではいかない、だから難しいし、
だからこそ面白いんだと思う。
残り2週間、14日で出来る準備は、シンプルに言うと3つ。
「当日から3日間思う存分走れる環境を作っておくこと」。それはまず家族の承認と応援をもらい、協力体制の上で取り組むということ。そして次に「実際のサポートチーム=内川さんとナミさん との準備、コミニュケーション」。チームでともにひとつの目標に向かうときに起こるいろいろなトラブル、シチュエーション下で、そのときなにが重要でなにを優先させるのかを常に共有しておくということ。その準備とコミニュケーションの土台があってはじめてお互いの信頼関係が成り立つ、去年のKSG100をきっかけにこのチームで一緒にやってきた講習会やイベントで学んだことだ。
この2点をしっかりと意識して確実にしたうえで、あとは最終「自分のコンディションを可能な限り万全に」ということだと思っている。
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KSG100 2ndまであと…14日。
ここから可能な限りの準備をしてスタート地点へ立とう。
(青木)