#27 魁!OMM塾2nd

今年も魁!OMM塾が始まりました。

OMM塾とは、第3講までの日程を3カ月

で経験して11月に開催されるOMM本戦へ

向けての準備を重ねていく塾です。

(OMMの説明は過去のブログを参照)

昨年からスタートしたOMM塾は

講師が塾生に向けて地図読みを中心に

座学とフィールド講習に分けて3回の

講習会を開催してきました。

今年は、新たなメンバーからも募集をして

二期生の定員20名はあっと言う間に定員

に達しました。

地図読み超入門編とパークオリエンテーリ

ングの開催で少しずつ認知度も上がって

来ているようです。

そして私も、今年も申し込み完了。

ORGの2人は講師を務めておりまして

2人からの誘いで去年の塾へ飛び込む事に

しました。

カメラマンでトレランレースを撮影する

時は、一人で山へ入る事が多く、危険も

沢山あります。山での経験を積み、

地図読みを学び、道迷いなどにならない

様にしたいと思い塾へ参加を決めました。

こんな大山にやっと登れて喜んでる

私が本当にOMMへ出場できるのかと

思う方も多い事でしょう。

こんな、山初心者の人にも広く募集を

してくれるのが魁!OMM塾です。

色んなミッションを乗り超えて

塾生同士、講師も交えて楽しく学ぶ

OMM塾の楽しめば良いんですって

言ってくれるところが大好きです。

さて、OMM本戦へ向けて前のブログで

大山へ登るミッションをクリアした私の

次なるミッションは!

《バディを見つける》

二日間共に山の中でポストを探して

キチンと話し合う事が出来るバディ

寝食共にし、楽しく過ごせるバディ

二日間で楽しいことも、辛い時もきっと

起こるはず。そんな時も共に喜び、励まし

合えるバディを探してます。

先日のOMM塾第一講が開催されて

私は、山歩きの得意なツッシーと

1日バディを組む事になりました。

この日は9時スタートの11時半までの

制限時間の中12個のポストを探して

操山にて地図読み開始です。

オリジナルポストが設置されていて

ルールはストレートで回ること

(1から12まで順番通りに取る)

ひと組ずつのウェーブスタート

スタートしてから、まずは走れない2人

ずっと地図を見ながら、それぞれの意見を

言ってみます。こっちかな、あっちかな

そうだ、まずは整置。1番の位置は池の間

の道を進んでトレイルの入り口を入り

そのままトレイルを一気に登り切ったとこ

まで登ってみようと話が決まりました。

途中、大きくカーブする場所でツッシーが

ここは大きくカーブしてるね伝えてくれた

ので、私が右手に尾根が見えて来たねと

自然と2人で確認し合ういいコンビです。

ポストの位置が近くなると自然と分かれて

お互いの存在を確認しながらウロウロ

ポストを見つけた時は、1番にバディを探す!

大きな声は出さず、目で合図して手を振る

これで伝わるのが面白い😄

2番へ行くのはツッシーがナビゲーション

ここまで行きたいから、次の3叉路で

右へ行こう。ぐんぐん進んで難なくクリア

3番へは、私がナビゲーションして近くへ

着いたけど、取り付きが分からなくなり

少し戻ってみようとツッシーの提案

この感じで、お互いがお互いを補い合い

ドンドン進んで7番取った頃には11時

後30分が制限時間なのに難関の8番

行くか、行かないかでまず相談。

最後の時間使って行ってみよう!

 

決まったら、ルートの相談。

右から回るか、左から回るか

まず1人なら選ぶであろう

右からのコースは結構ハード

左のルートは地形をしっかりと

読んで回らないと難しそう

折角なので、難しい左のルート

行ってみない?との言葉に納得

してくれたツッシー

左を回って8番を目指す事に決定

 

地図通りに進むとトレイルが

切れて少し不安になって来たので

止まって整置して相談する事に

引き返そうと思ったり、現在地あってる

のか段々不安になって来たので

全て声に出してみてお互いの不安も

今分かってる事も全部共有して

行ってみようとお互いを励ましてた

地図を見ると谷筋に進むと尾根に沿って

上がれるはず。そこからは30分を

たっぷり使って探してウロウロ

見当たらずウロウロ

尾根が違う事に気づいて、隣の尾根で

ウロウロ、オロオロ

目の前に、登りが現れてもしかして?

《ポスト発見ーーーー》

最高の瞬間でした!

今回、バディ体験もさせてもらって

全部言葉に出して、バディに伝えること

バディにわかりやすい言葉を選ぶこと

疲労と喉の渇きで、言葉が少なくなるけど

「暑いね」「水飲む?」そんな短い言葉

でも相手の様子を知る事は出来るし

地形の特徴を見つけたら声に出して

共有するとひとつでも相手の作業を

少なくする事が出来る。

結局、バディの事ばかりを考えていたと

後で振り返ってみて思いました。

もちろんポスト探す時は集中

移動の時間はバディを意識して歩く

不安な時もバディがいるから強くなれる

身体が辛い時もひとりじゃないから

頑張れる。

そして、見つけた時の喜びを共に

分かち合える相手が居ると何倍にも

大きくなって返ってくる。

バディの存在の大きさを

知りました。

どんな些細なことでも話をする

共に納得するよう考える

相手の存在を意識する

ひとりじゃないから頑張れる

人生と同じ様に感じ、充実した

気分になりました。

 

塾の開催はあと2回

どんな事が学べるか楽しみです。

これから、バディに選んでもらえるよう

しっかりとナビゲーションスキルを上げて

準備することしかないと強く思いました。

(キヤマナミ)