#116 4度目のKESHIGO100。

青木です。

もう10日ほど経ってしまいましたが、

今年も4月後半の大型連休に入る4月26日から

近所の芥子山(けしごやま)山頂を通る

1周約8kmちょいのコースを20周

=160km=100マイル走るチャレンジ企画、

【KSG100】(ケシゴ100)をやりました。

なんと、今年で4回目…

2020年から毎年このタイミングで

こんなことをやっています。

 

さて、

最終的には、今年も、おかげさまで、

なんとか、100マイルを走りきることが

出来ました。いちお制限時間として46時間以内

という制限時間を設けてましたが、45時間半弱で

ゴールすることができました。

振り返るとやっぱりいろんなことがありまして、だれかが言ってたように

100マイルってほんとに旅だなあって思います。

 

そして今回も、まずは正式にやると伝えて

サポートの了解をもらった内川さんとナミさん。

それと、

去年も100マイルの部にチャレンジし、

早々に今年も参加表明してくれていたコッシー。

そして今回、

参加ランナーとして、

自身のターゲットレース前のシミュレーションとして24時間耐久に挑戦してくれた山下さんfrom羅針盤。

じつはもうひとり、

去年50マイルの部で

チャレンジしれくれた山本さんfrom山鳴クルーも参加予定でしたが、足の調子が思わしくなく今回はDNS。

この、

参加ランナー3人、サポート2人の

5人でのスタートでした。

時系列で振り返っていくと長編3部作とかになりそうなので、ナミさん中心に撮ってくれた写真からいくつか個人的にピックアップしてコメントを足す形で振り返ってみたいと思います。

それと走っている間の記憶が今回も

はっきりしていないので

時系列が前後してるかもしれませんが

その辺はなにとぞご容赦ください。

今回、はじまる前から差し入れを

持ってきてくださった中島さん(ご夫妻)

KSG100の名物、最強エイド食

『中島さんのフルーツポンチ』。

参加ランナーだけじゃなく

応援ランに来てくれたみんなにも

振る舞わせてもらいました。

そしてみんなが

口を揃えていう「これは間違いない。」

あまりに毎周回のエイド休憩ごとに

食べてたのでなくなるのも早く、

土曜日の昼間になんとおかわりの

2回目も届けてくださいました。

土曜の朝、

早くも食べる。

周回休憩ごとに、

食べる。

日曜日、

応援ランにきたみんなで、

やっぱり食べる。


日曜の終盤、

へとへとでクタクタ、

で食べる。

というかこれしか

ちゃんと食べれなかった。

 

とにかく、今年も中島さんのフルポンに

助けられてなんとか走りきれました。

本当にありがとうございました。

ごちそうさまでした。

 

これは、26日金曜の夜、

スタート直前。

サポートの内川さん、コッシー、

そして

応援ランのトップバッターは

やまもっさんでした。

 

そして、KSG初日の夜、といえば

恒例の、

“羅針盤の襲来”。

ここからスタートする山下さんの

応援もかねて山頂にきてくれた塩さんと

三宅さん。

そして応援ラン常連のカズさんも登場。

 

そして、ゆうこりんも応援でご来店。

なんだかんだで今回、3回も

足を運んでくれたゆうこりん。

差し入れやエイドのお手伝い、

最終盤でやっと応援ラン。

途中、エイド休憩でテントに入った時

寝袋で普通に寝てたけど。。。

トータル、

ありがとうございました。

 

スタートから10時間たったくらいか、

土曜の早朝。

昼と夜の寒暖差がかなりあって

まだ体も元気で動いていても止まると寒くて

体がすぐに冷えて固まってくる。

今回は、直前で肉離れをおこしてしまったコッシー、

ぎりぎりまで出るか悩んでたけど

最終的には参加してくれて、いけるとこまでって

ことでなんと10周半(83、4kmくらい)。

きつかっただろうにすごい頑張りをみせてもらいました。

おつかれさまでした!

 

そして、羅針盤からの刺客、

山下さん。

スタートは同時にはできませんでしたが、

1.5周おくれて、金曜の夜10時にスタートして、

『24時間で15周=120km』という

自らの目標を定めてのチャレンジ。

普段のトレーニングから”毎月累積2万m”というとんでもない目標をこなし続けているまさに”狂人”です。

よく走る強いランナーの多い羅針盤の

なかでもとくによく走る(登る)山下さん。

ついたあだ名が“CRAZY MUDDOG(狂った狂犬)”

この『24時間で15周』も

はっきり言ってめちゃくちゃきつい目標です。

1周を90分(休憩を含む)でまわし続けるというのは、

4周5周なら自分もなんとかがんばれば

やれるイメージはありますが、これをまる1日。

疲労と睡魔が周回ごとにどんどん積み重なっていく、、

想像しただけで吐きそうになる目標です。

正直僕には無理です。

山下さんだからこそ出来た、というか淡々とイーブンペースで周回を刻み続け、

最終、見事に、時間の余裕をもって

やってのけられました。

 

ただただすごい。

感服&尊敬しかないです。

おつかれさまでした、そしてときおり、

エイドや山のなかで会ってすこし話をして、気づいたらまた

「じゃ、いきます」と飄々と

次へと歩を進めていく。

その姿勢とぶれないメンタルに

とんでもなく刺激と勇気をいただきました。

ありがとうございました。

ターゲットレースの「彩の国100mile」

がんばってください。

 

土曜日は、終日こんな天候で

ずっと曇りかパラパラ雨が降ってて

日照はほとんどなかったんですが、

湿気がかなり高く、登りや走り続けると

発汗がすごくて止まらない。

ずっとポタポタ汗が滴り続ける。

気温がさほど高くならなかったのが救い

ではありましたが、脱水や熱中症、

足攣りが起こらないようにエイドでは

水分補給と塩分、ミネラルの補給を意識しました。

 

土曜の昼間、

山頂の岩場の上でブログを

書いている内川さん。

このときに書かれたブログはこちら↓

#115”KSG100”で繋がる仲間の輪から学ぶこと

 

どこでも変わらず、自分で決めたことを

淡々とやり続けることの出来る

この姿もさすがです。

二宮金次郎のよう。

もちろん、日課のプロギングもしっかりと

やられていました。日曜の朝はまるまる1周、プロギングしながら走っていました。

 

さて、

今回応援ランや差し入れにきてくださった

面々をここらでご紹介していきます。

最強の補給食・フルポンのデリバリーの

中島さん。

と、羅針盤の強くて速い三宅さん。

 

ゆうこりんにけんちゃん。

エイドでのお手伝い、

ゆうこりんはさらに

最終盤の19周目での応援ラン。

元気をもらったのか、

つかったのかわかりませんが

楽しい時間でこの1周は時間が経つのが

早く感じました。

終盤での応援ランでは、

2周続けて一緒に走ってくれた

額田さんa.k.a.ぬかてぃん。

話をすると、僕なんかより

よっぽどネジが外れていて

上には上がいると感心しきりでした。

連休の後半に、広島まで200km走って

お好み焼きを食べに行くとのことです。

同じメタル好きとして、

誇りに思います。

 

コッシーの応援ランに

駆けつけてくれた

大谷さんa.k.a.おーちゃん。

差し入れもありがとうございました。

 

金曜の深夜から朝方にかけての

ナイトパート、そして土曜も暗いうちから

何周も応援ランしてくれた

優しきカズさん。

 

山下さんの激励に、

キンキンのビールを差し入れしてた

シゲオさん。

途中にビール飲める山下さんもすごいが。

 

そして、いつでもキラキラの目をした

キン肉マン本所さん。

 

今年も応援ランにきてくれた

たかみちさん。

今年はノーワンちゃんで一緒に走って

くれました。

肩の怪我もやっとよくなってきたようで

来年はKSGチャレンジしようか、、とか

言ってたような言ってないような。

 

土曜の夜に、

差し入れをもって

顔を出してくれたうちの

奥さんの純子さんと

南珠(みなみ)さん。

いつも応援してくれてありがとうございます。

 

今年もそうめんの差し入れ、

安定おいしかったです。

あのそうめんは毎年小豆島から

取り寄せて買われていることを走りながら

話していたときに、なんとその買取先で

ヒデさんの職場の先輩のおじいさんと

鹿島神社の先の葡萄畑のところで

ばったり会うという奇跡。。

もってるヒデさん、

いつもありがとうございます。

 

2日目、土曜の夜を迎える。

金曜の夜とはうってかわり、

よく晴れていた。雲もなく、

はっきりと夜景も見えた山頂から。

このシルエットは、

ナミさんとコッシーかな。

 

そして、日曜の朝。

山頂で最高の日の出をキャッチできた。

ちょうど、その日の出時間に

合わせて3時くらいに応援ランに

きてくれたのがこの2人。

 

暗いうちから一緒に走って

日の出の時間にほぼジャストで山頂到着。

 

あこさんとナベッシー。

山頂ではあったかいコーヒーも

いただきました。

ごちそうさまでした&

ありがとうございました。

いろんな話も出来て楽しかったです。

 

 

朝を迎えたご褒美のような

最強のエイドフードその2、

炊き立てごはんのTKG(たまごかけごはん)。

これを食べると

ほんとうに生き返って体の内側からパワーがでてくるのを感じる。

生き返り中。

 

そして、日も高くなり、

応援ランのボリュームゾーン到来。

左からみなこさん。

額田さん。

ヒデさん。

えみこさん。

フミフミ。(隠れててごめんなさい)

前島さん。

そして、待ってましたの

みんなのアイドル、

貝畑さん。

みんなで走った1周は楽しさと

溜まった疲れもピークでごっちゃになり、

正直あまり覚えていません(苦笑)

でも写真でみると

笑顔だらけで

楽しかった感覚は強烈に残ってます。

みなさん、差し入れなども

それぞれ持って来ていただき

ありがとうございました。

 

そうそう

ヒゲちゃんもたっくんを連れて

応援にきれくれてうれしかったです。

たっくんがこまっちゃんすぎて

かわいすぎました。

ありがとうございました。

 

そして、

そんなこんなで

いよいよ

最終週へ。

最後の最後は、

やはり、内川さんと。

今年は途中でぬけたり、

仕事にいったりしつつも、

要所要所では一緒に走ってくれた

内川さんにはやっぱり感謝しかありません。

優しいカズさんの優しさを

できる限り利用しようとしていた狡猾さも

また変わらない”らしさ”でした。

 

そして、スタートから20回目の

セブン駐車場へ。

45時間半弱の旅が

ようやく終わりました。

また、スタートよりも痩せちゃってますが

今回はなぜか、これまでよりも足も体も

大丈夫な状態で走ってゴールすることが

できました。

 

ただ、終わったとたんに

どーんと疲労と痛みが押し寄せて

その場にクタッと座り込む。

やっぱり100マイルは長くて長くてきついです。

 

恒例の乾杯。

最高にうまかったです。

コッシーありがとうございました。

この一瞬はなによりかえがたい。

ほんとうにやりきれたんだ…と

このあたりからやっと実感が沸いてきます。

 

さいしょから最後まで差し入れや

応援ランにきてくれたみなさん、

一緒にチャレンジしてくれた

コッシー、山下さん。

そして、

ずっとサポートしてくれたナミさん、

内川さん。

ただただ感謝しかないです。

みんなのおかげで

やりきることが出来ました。

やれるかどうかわからないけど、

やりたいと自分が思ったら、

とりあえず口に出して発信してみる、

すると

やるしかない状況になる。

そしてとにかく

自分に出来る準備をして

スタート地点に立つ。

あとは、そのときそのときで

やれること、やるべきことに集中する。

淡々とやり続ける。

気づいたらみんなが応援してくれてる。

自分のためではじめたことが

いつのまにか応援してくれてる

仲間の想いも一緒になって

自分のためじゃなくなっていく。

そして、やり続けたその先に

ゴールがみえてくる。

 

今回も最高の経験と気づきを

もらえた45時間半の旅でした。

ありがとうございました。

来年も、

たぶんやります。

(青木)