#122 勝手にブックレビューの回vol.2


青木です。

さて、忘れたころに訪れる

『勝手にブックレビューの回』です。

 

てか、忘れていた&書くのに困った(正直)ときに

ふと本棚をみてみると、

以前に買ったこの本の背表紙が飛び込んできました。

そして手に取りページを開いてみる、

いつ買ったかはあまり覚えてないのですが、

「そうそう…」

という考え方がたくさんで、あらためて読んで

みたのでここで共有しておこうと思います。

こちらの本です。

【書くのがしんどい】(竹村俊助)

PHP研究所 (2020年7月)

どんな本?

この本の著者の、竹村俊助さんという方は、本の編集者として

10年以上キャリアを積まれたあと

起業して現在は、世の一般企業の経営者の考えている

ことを言語化して経営のサポートをする”顧問編集者”なる仕事を

されている方です。

つねに、『書くこと』に触れ、生業とされている著者が

『書くこと』のすばらしさを伝えられている内容です。

どうすばらしいのか、、ということもですが、

なぜ、書くことがしんどいのか?

書こうとしてもかけないのか?

書くことが続かないのか?

という部分にフォーカスして分解して説明してあり、

とてもわかりやすくて参考になりました。

さすが書くことのプロが書かれた文章、

難解な文章や表現はほとんどなく、

読みやすくてどんどんページも進むので

よかったら読んでみてください。

印象に残った点、どんなことを学んだか?

自分も日記を書いていたり、

このブログの記事を書いていたり、

書くことが決して嫌いではなく、

むしろ生活に取り入れていきたいなあと常々思って

やってはいるものの、

いざなにか書こうとすると時間がかかって進まない、

とか、結局書いてるうちに

自分はなにが言いたかったんだっけ・・?

というような状態になることがよくあります。

そんな問題に直面したとき、

竹村さんは

 

《思考する時間》と《書く時間》を分ける

 

を実践するべきと言われていました。

書きながら考えるから時間がかかるのだと。

まさにその通りで、

書き出してから考えようとすると

すぐに手が止まってしまいます。すこし書いては止まり、

また、すこし書いては止まってしまう。

とにかく時間がかかるんです。

「書くネタを探しながら書く」

作業が一番時間がかかってしまうんです。

 

竹村さん曰く、

まず

書くネタは

普段からなにか思い浮かんだタイミングに

そのつどスマホのメモなどに事前に

書きとめておいて、

書く段になったらいったん

ネタを加えずに書ききる。

文章を推敲してよくしたりするのは、

まず”書き上げて”みてから。

だと。

 

これは、目から鱗でした。

たしかにいざとなって書くネタを探しながら

パソコンに向かって考えて、、

そこまでですら時間がかかっていたり、

いざ書き出しても、途中で書いた文章を

練り直してみたり、書き上げるってことに

意識がいっていなかったなと。

 

これは、文章を書くことだけにとどまらず、

たとえば仕事のアイデアが浮かんだときなどにも

まずそのときにメモる、記録しておき、

そのあとまずアウトプットする、みたいに

応用したい部分だなと思いました。

また、メモに残すクセを

つければ、いざ書く段になってこまらないだけでなく

『ネタ探しの目が養われる』という効用もあると思います。

日々のいろんなことに疑問や気づきを

持つという思考の訓練にもなるはず。

 

あたり前のようなことですが、

実際には出来ていない。。

 

《思考する時間》と《書く時間》を分ける

 

こと。

あらためて自分の生活に

取り入れていこうと思いました。

(青木)