#125 続けるための秘訣。

青木です。

今日は、7月7日。

まだ梅雨明けしていないのに外気温は

真夏状態で36度を記録していました。

ニュースで言ってましたが、静岡では

なんと40度を超えたらしいです。

『今年の夏は異常だ』みたいな話はもう

毎年言ってて慣れてしまいましたよね。

熱中症に気をつけたいところです。

さて、そんな危険な暑さの日曜日、

1ヶ月ぶりくらいに「吉備の中山を守る会」の

定例の山整備の活動にいってきました。

冒頭の写真にうつっているのがその「守る会」の

メンバーのみなさんです。

みなさん、60代の後半から80歳を超える

大先輩までおられ、この「守る会」の活動を

20年以上続けてこられています。

毎月2〜3回の山の整備活動と、

月初の会員打ち合わせ、これをずーっと

続けてやられています。山整備と一口に言っても

その作業箇所と種類はいろいろあるようで、

全部で何十箇所もある作業箇所を年間でまんべんなく

整備をして、山道が閉じてしまわないようにとか

植生によっては作業しないほうがいい時期なども

あったりするようで、なかなか多岐に渡ります。

今日のような、外に出ているだけで汗がしたたり

落ちるような猛暑の夏から、肌が露出していると

そこが冷えてかじかんでくるような寒い冬時期まで

一年中、四季を通して「守る会」の活動は続けられています。

なにのきっかけだったか忘れてしまいましたが、

自分が最初にお手伝いに行かせてもらってから約3年が

経ちました。毎回の作業に参加させてもらっている

わけではないのですが、この「守る会」の活動は

とにかく、

みんなで仲良く、

安全に、楽しく、作業をする

ことを重視してやられています。

もともと家がご近所の仲のいい間柄や同級生などの

関係性があるらしいのですが、だれがこの活動に

参加しても、その場が楽しく、会話と笑顔が

絶えないものになります。

ボランティアという活動そのもの自体が、

“だれかのために自分が動くことで貢献する”

というものなので、そもそもそこに参加されている

方自体がそういうマインドを持たれているから

かもしれません。だれに頼まれたわけでもなく、

自分の時間を使って、地域の自然を守るための

作業をされている。そこになんらかの楽しさや

意義を感じられているから続けられているのだと

思います。

あらためて、冒頭の写真をみると、

みなさん自然な”笑顔”です。

作業中も

あーだこーだと笑って会話しながら

それぞれが自分にできることを探して

作業をされています。

みなさん、いつもほんとうに楽しそうです。

楽しんでやられているから続けられるんだなあと

一緒に作業しながら感じました。

 

それと

もうひとつ、続けられている理由として

感じたのは、

想いを同じくする仲間と一緒にやること。

結局自分ひとりで出来ることは限られているし、

やれたとしてもその楽しさや達成感を

一緒に共有できる仲間がいてこそだと。

これは、KSG100やOMM塾や

SMMを、内川さんやナミさんとやって

きたからすごくよくわかります。

やっている間も、やれた達成感もともに

味わえた時間がなにより代え難いものでした。

この「吉備の中山を守る会」のように

20年以上も続く活動になれるかはわかりませんが

いま、やっている私たちの活動も

楽しみながら、

想いを仲間と共有しながら、

そして

だれかのためになることを

続けていきたいと思います。

(青木)