青木です。
暑かった今年の夏もピークをすぎて、
9月も中旬になると
次第に秋の訪れを感じる日々…
・
・
否!!
まだまだ暑い、暑すぎる。
いつまでこの暑さが続くのか、
連日の35度超えを記録して
ずっと真夏の状態ですね。
もはや9月いっぱいまでは夏だと思って
いろいろ考えたほうがよさそうです。
*
さて、
そんな9月に入っての恒例行事、
ぼくらのなかでは、その年のOMMシーズンの
突入をつげるイベント、
『最上稲荷9時間耐久トレイルラン』
に、今年もOMMの本番装備を背負って
参加してきました。
まさに、去年もこのイベントに出た記事を
投稿した覚えがありますが、
早いものであれからもう1年。
年々このイベントは人気も高くなって
いるようで、県外からも多くランナーの
みなさんが暑さとハードコースと
その反面、アットホームで和気藹々な
雰囲気を堪能すべく集まってきます。
われわれOMM塾としても、このイベントは
ちょうど”OMM本戦まであと2ヶ月”となる
タイミングでの開催なので、いよいよシーズンが
はじまったなあと思えるいい機会として
気合いと刺激を入れるために参加させて
もらっています。
いつもの内川塾長と自分と、今年は、
はじめてOMMに出場するメンバーのN氏も
OMM装備を背負っての歩荷トレーニングで
参加していました。
*
9月8日の朝8時にスタートして、
夕方5時までの9時間、
1周=約5km弱の周回コースを
ぐるぐるまわり、自分の限界に挑む。
去年の自分の記録は6周でしたが、
その6周を今年も完走することが
最低限の目標です。
この”稲荷9耐”のしんどいところが
暑さとコースのきつさ。
9月最初の週末に行われるため、
タイミング次第では台風がきてたり、
晴れればもちろん真夏級の気温となります。
時間が経つほどにどんどん暑くなり、
汗が止まらず出続け、シューズは
びしょびしょ、ウェアも上下ずっと
びしょびしょで動き続ける。
そして短いながらも、スタートして
すぐはじまるアスファルトの急登、
そこから名物の階段パート、
そして日が差す中を登り続けて、
トレイルに入り、だらだらの林道くだり、
その後、アップダウンの森のトレイルを
登り返して、メインルートに戻り、
階段パート、アスファルトの急坂をくだり、
スタート地点。
この延々と続く、バリエーションの豊かな
“アップダウンの連続”がきつい。
*
毎回、毎回、やっている最中は
「もうこの周でやめよ..」
と思いながらも、結局最後の9時間が
経つまでやり続けていたり、
毎回、終わった直後には
「もう今年まででいいかな…」
と思っているのに、告知がはじまると
ついついエントリーしてしまっている。
このイベントには
独特の中毒性があるように思います。
3周、4周、
と繰り返してまわるうちに
体は疲労が溜まっていき、
足もどんどん重くなり、
ことあるごとに攣りまくる。
それでも時間が残っている限り
動き続ける。そのうちに
いろいろな自分の変化や感情が
沸き起こり、そのたびに気づきや
発見があったり。
そして同じタイミングで走っている
ランナーのみんなとすれ違って
声を掛け合い、励まし合うことで
“一緒にがんばっている人がいる”
連帯感のようなものが生まれてくるんです。
早いひとも、遅いひとも、
われわれのような物好き歩荷隊も、
それぞれの目標に向かって
チャレンジし続ける同志となって
その場にいる。その時間とともに
大きくなってくる一体感も
その中毒性を形作る
魅力のひとつなんじゃないかと思います。
そして、、、
今年もどうにか制限時間ぎりぎりで
6周を完走することが出来ました。
残りあと2分くらいしかなかったようで、
われながらタイムマネジメントのうまさを
感じています。
いや、実際はほんとにしんどくて
ラスト6周目は本気で
いっぱいいっぱいプッシュして
ぎりぎりに間に合ったんですが。。
*
さて、
序盤から最後の6周まで付き合ってくれた
内川塾長にまずは感謝してます。
登りでどうしても遅くなり、どんどん
離されてしまいましたが、
『ああ、これはOMMの距離感や..』
と刺激が入ってがんばれたのは事実です。
そして、周回中なんども
声を掛け合えた参加ランナーのみなさん、
なにより主催の最上稲荷のみなさん、
運営スタッフのみなさんに感謝です。
ありがとうございました!
2日間たくさんの写真を撮ってみんなの
頑張りを切りとってくれた
カメラマンのナミさんもほんとうに
おつかれさまでした。
このブログで使わせてもらっている写真は
すべてナミさんの写真です。
あらためて。
OMM2024本戦まで、
のこり2ヶ月をきりました。
今年こそは、
悲願の『ストレートA完走』
するために、残った期間でやれることを
やりきりたいと思います。
OMMの2日目、
バディーの内川さんと
笑顔でゴールするために。
(青木)