#79 自ら活動する子供達を目の当たりにして

今回は

先日岡山県環境教育ミーティングに参加し

「学ぶことに対しての姿勢」

ということについて

お話したいと思います。

#自ら考える子になると

#自ら行動する子になるよ

 

最終的に子育ての話に着地します。

それでは、レッツ子育て!

(山陽新聞2023/8/9掲載)

 

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 伝えたい事は言葉ではなく行動で

ーーーーーーーーーーーーーーーーーー

(中学校の先生に持論を展開する私)

 

先日

「岡山県環境教育ミーティング」に参加し

中学生・高校生・中学校の先生方と

いろいろお話が出来ました。

特に中学校の先生とお話し出来たのは

とても有意義だと思えました。

 

中学校の先生の意見は

「一部の生徒だけがボランティアに参加し

 もっと多くの生徒にもボランティアに

 参加して欲しい」

ということでした。

 

そこで私が思ったことは

「じゃあ、先生あなた自身は

 学校以外でボランティアされてますか?」

という思いでした。

#口では言ってませんけど

 

まさにここが真のポイントで

学校の行事の一環、つまり仕事として

ボランティアをさせようとしてるだけで

自らはやってはいない。

それなのに

子供達に対しては

多くの生徒にボランティアに参加して欲しい

と言う。

 

それであれば

先生達みんなでボランティアする姿を

日常的に見せ続けたらいいんです。

#そのうちそれが当たり前になる

 

言葉を並べて

みんなでボランティアやりましょう。

と言うより

実際にやってる姿を見せることこそ

教育なんだと思います。

#なぜボランティアしたらいいのか

#生徒に分かるように説明したらいいのに

#目的の説明が出来ていない

 

確かに、先生方は大変お忙しいと思います。

 

ただ

先生は忙しいから出来ないんです。

と理由を並べることは誰でも出来ます。

 

それは、生徒も同じことです。

 

やらない理由は誰でも口先で

それらしい答えを用意する事が出来ます。

 

先生にお伝えしたかったのは

先生自らがやってる姿を見せ続けるか

実際にやってる人を連れて来て経験するか

など、やり方はあると思います。

 

これは子育てをする

親も同じことが言えます。

#やって見せる事が大切

 

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 やらされると自ら楽しんでやるの差

ーーーーーーーーーーーーーーーーーー

今回のイベントに参加して感じたのは

中学生・高校生の知ろうとする意欲でした。

 

今回ある高校生に話を聞いた言葉に

「学校でもボランティア活動はあります。

 でも、やらされている感じで

 みんなやる気がない感じでやってます」

と言うことでした。

 

私の意見は

「それは、やらされているから面白くない。

 だから、面白くなるような仕組みに変えて

 楽しめるルールを作ったらいいと思う。

 例えば、部活対抗で競技性を持たせて

 勝った部活は、何かご褒美がある」

と言うようにしたらどうかな?

という提案をしました。

#成功事例があります

 

実際に

私の息子の中学校では

学校行事のイベントとして

学校周辺エリアのゴミ拾いをして

ゴミを一番多く拾ったチームが

先生からアイスを奢って貰える。

というルールで行われていました。

#アイスだけで本気にさせるなんて

#コスパのいいことです

 

こうすることで

まずその地域が綺麗になるうえに

その地域の住民にも喜んで貰えます。

#一石二鳥だよ

 

そうすることで

学校のイメージアップにもなる。

#一石三鳥だった

 

やってる生徒は

ご褒美という目標に向かい

一生懸命になってゴミを拾いまくり

なおかつゴミ拾いを楽しんでやるという

という仕組みになっています。

 

この2つの実例の差は何なのか?

を考えてみるとヒントがあります。

 

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 自ら考えどう行動するか考える

ーーーーーーーーーーーーーーーーーー

大人でも子供でも基本的に人は

誰かに何かをやらされると嫌だと感じます。

#やらされるのが嫌な生き物なんです

 

以前のブログでも書きましたが

私は小5の時の学校の床の雑巾掛けで

勝手に自分の中で雑巾掛けをゲーム化し

一人で楽しむことを覚えました。

 

それから社会人になって

その時の経験の記憶を社会人で思い出し

それから、何でも楽しんでやってます。

 

私の息子はというと

大学3年生の2回目を快走してます。

 

息子も高校生の時に

真備町の災害ボランティアに

家族と2回、友達と2回行ってました。

#一夏で4回ボランティアに行ってたよ

 

そんな

大学3年生の息子の夏休みは

 

○Life is Teck!の講師

(プログラミングの学校)

 

○クールジャパン動画制作プログラムへの参加

(内閣府とリクルートのコラボ)

 

忙しいと言いながら

自らあれやこれやと手を出してます。

 

私達夫婦は

息子が中学生になった頃から

息子に対してこれをやりなさい。

というような事は一切言ってません。

 

ただ、自分は何をしたいのか?

自分で考えなさい。とは強く言ってました。

 

つまり

自分のやりたいことは自分で決めてやる

ただそれだけのことだと思います。

 

 

ーーーーー

 まとめ

ーーーーー

私も息子も

何が正解なんて全く分かってません。

ただ、自分でやりたいと思うことを

考え、決断し、行動しているだけです。

 

実際に行動してみると

これが正解だったと思うことは

大分後から思うことが多いです。

 

どういうことかと言うと

正解なんて最初から無くて

正解になるように泥臭く行動している内に

それが正解になって行くんだと思います

 

とにかく、自分のやりたいことをやり

それを正解にしてしまうだけです。

話を戻すと

今回のイベントに参加した中高校生は

夏休みの時間を割き自ら参加してました。

 

そしてこのイベントの最後に

今回のイベントに参加した感想を求められ

まず一番に中学生が手を挙げ答え

その後次から次へと10人ぐらい

中高生が自ら手を上げまくるという光景に

すごいことだと感動しました。

 

自ら環境の事を学びに来る子供達は

自分の考えを持っているので

行動を起こしやすいのだと思いました。

 

そしてその多くの中高生が

ボランティアを経験しています

 

今回参加した中高生と息子の共通点は

ボランティア活動に参加している事です。

 

つまり

自ら行動を起こすためには

誰かのためにという考え方と

ボランティアという行動力が

両方揃うと、自ら行動する子供になる。

という事が分かった気がしました。

 

子育ての現場からは以上でーす!

レッツ、プロギング!