新年明けましておめでとうございます。
今年もよろしくお願いいたします。
昨年は
多くの方といろんな出会いがあり
多くの学びがあった一年でもありました。
今年も
みなさんとの繋がりを大切にして
一年を大切に過ごしていきたいと
思っています。
新年最初の今回は
◯僕らがP-OLをやって良かったこと
◯継続には好きをキープすることが大切
◯オリエンテーリングっていいよね
◯僕がコーチとして伝えていること
おせち料理のように
いろんなお話を詰め込んじゃいました。
子育てに通じるお話になっています。
ーーーーーーーーーーーーーーー
P−OLやってみて思うこと
ーーーーーーーーーーーーーーー
僕達が去年7月に始めた
P−OLは先週の大会で
3回目を迎えました。
僕達がP−OLをやる目的は
◯オリエンテーリングの普及
◯自ら考える力を付ける
◯子供自身の行動力の強化
と考えています。
そんな中で
1回目→3回目の明らかな違いは
”子供達の参加数”です。
そして
子供達の参加数の増加は
僕達が望んでいたことでもありました。
先週の大会終了後
いつものように
「コントロールポストの回収の
ご協力をお願いします」
と青木君がお願いしたところ
子供達自ら
「行くー、行くー、行くー」
と多くの子供達自ら声が上がり
あっという間に回収が終わりました。
まさに
子供達自ら行動することを判断し
声を上げてくれたことが
嬉しいのと共に、手応えも感じました。
#子供達が自ら楽しんでくれてる
#この回収が結構大変なのよ
#4班に分かれて回収したよ
ーーーーーーーーーーーーーーー
世の中の習い事の多くの現実
ーーーーーーーーーーーーーーー
世の中にはいろんな習い事があります。
習い事は多くは
◯こうしたら上手くなる
◯こうしたら失敗しない
と教えています。
これは
子供に何を伝えることを
目的としているんでしょうか?
おそらく習い事の多くの現場で
子供達に向けてやっていることは
答えまでの最短距離を伝えていることが
多いように思います。
#こうすれば上達するから
#こうしないといけないよと
そして
子供達はただ教えられたことを
作業的に繰り返すことで
上達するという仕組みになっています。
#練習すればするほど上達する
上達するための答えを教えて
それをなぞらせることの意味って
ちょっと疑問がある点もあります。
#技術の上達だけを望む親もいるよね
ーーーーーーーーーーーーーーー
例えばサッカーだと
ーーーーーーーーーーーーーーー
話は変わりますが
子供を育てる過程で
その道のプロになって欲しい
と願う親もたくさんいると思います。
現実の話をデータで見ると
プロサッカー選手を例に挙げると
プロサッカー選手になれる確率は
1,320人中1人の確率です。
これは
東大に合格する確率より低いです。
この低い確率をクリアするために
子供の頃から必要なものは
◯モチベーション
◯湧き出る野心や情熱
というのは何となく分かります。
#これがないと上達しないよね
もし上達するために
◯ストイックにやらないと
◯一生懸命練習しなければならない
とやらされてると受身に考えている場合
ある程度までは成長しますが
ある時点で成長は出来なくなります。
#受身の考え方では成長は遅いよね
#気持ちが続かないから
練習というものは
自分が出来ないことを
出来るようになるための”挑戦”を
継続的にやり続けることです。
その”挑戦”を楽しめない人は
どんな事でも上を目指すのは難しいです。
#だって継続し続ける事が出来ないから
つまり大切なことは
そのスポーツが好きだという気持ちがあり
その好きな気持ちを持ち続けることです。
そして
その好きな気持ちさえあれば
「いつまでも夢中になり
うまくなりたい向上心が止まらず
自己分析と改善点を見つけ続けれます。
そして
疲れたりうまくいかない時は休んで
何度も何度もチャレンジし続けます。」
#気持ちをリフレッシュすることも
#継続することには大事なこと
こんな人の中から
トップレベルの人材が
生まれるのだと思います。
#自分の気持ちをコントロール出来る人
#自分を客観視出来るといいよね
どんなスポーツでも
上達するためにめちゃくちゃ時間が
必要とされます。
#プロは練習時間をかなり使っているよ
その時間を耐え抜くためには
そのスポーツが好きという状態を
どれだけ長く続けさせれるか?
ということが大きく左右します。
#好きじゃないと続かない
#辞める決断は一瞬で出来る
要するに
何事も上達するためには
◯好きだという気持ち
◯新しい事に挑戦する気持ち
この両方を継続して持ち続けることが
必要となります。
その気持ちを持ち続けることは
誰かに押し付けられては続きません。
自分の内側から湧き出せないと!
ーーーーーーーーーーーーーーー
ではオリエンテーリングは
ーーーーーーーーーーーーーーー
ではオリエンテーリングは?
というと
オリエンテーリングは
基本的な事を覚えてしまうと
技術的なテクニックは
そんなに多くはありません。
#考え方のテクニックは沢山あるよ
なぜならメインとなるのは
自分で考え判断し行動する
そんなスポーツだからです。
#冷静かつ慎重にタイムを競うスポーツ
まず
オリエンテーリングは
◯自分の頭でいろんなルートを考える
↓
◯それぞれのルートのリスクを考える
↓
◯リスクと所要時間を考え選択する
↓
◯ルート通り進めているか確認する
↓
◯地図上のヒントで現在地を確認する
↓
◯目的地までこれを続けていく
#これって人生と一緒だよね
#失敗しても失敗で終わらせない
とにかく
オリエンテーリングは失敗の連続を
数多く経験しレース中に絶望することも
しかし
どんなに失敗してもレースは続きます。
しかも
その失敗はすべて自己責任なんです。
#言い訳考えている暇は無い
#だってレースは続いているんだから
オリエンテーリングは
社会に出ても通用するスキルの
◯自ら考える
◯自ら判断する
◯自ら行動する
この3つを身に付けれます。
だからと言って
オリエンテーリング以外のスポーツが
ダメだとは全く思っていません。
あなたもあなたのお子さんも
それぞれスポーツや習い事や趣味を
やられていると思います。
その習い事や趣味に
この3つの要素を取り入れて
自己成長や子供の成長に
結び付けてあげればいいと思います。
#それぞれ自ら考えさせる
#それぞれ自ら判断させる
#それぞれ自ら行動させる
ーーーーーーーーーーーーーーーー
バドミントンコーチをする中で
ーーーーーーーーーーーーーーーー
僕自身バドミントンのコーチを
毎週させていただく機会があります。
その際に
子供達にいつも伝えることは
◯自分の意見を持ちなさい
ということです。
バドミントンの練習する時に
いつも子供達に一つだけ質問します。
「何の練習をしたいですか?」
この言葉の狙いは
◯自分の技術的な強みと弱みを理解させる
◯何を上達したいか意識させる
◯手を抜かせないために自ら選ばせる
◯練習させられる意識がなくす
◯誰のための練習かを考えさせる
◯自らの意見を持たせる
◯自ら発言する勇気を付けさせる
「この練習をしたい。」
と発言出来るようになると
◎自分の意見を持つ子になれる
◎自分の意見を言える子になれる
◎自分を客観視出来る子になれる
◎やらされる意識から脱却出来る
ただ
これをすると子供の意見に合わせるため
バドミントンの練習の質は落ちます。
#考えさせる時間もあるから
僕の目的としているのは
バドミントンの上達 < 子供自身の成長
と考えています。
バドミントンの技術の上達より
子供自身の考える力を付けさせた方が
いろんなことに再現する事が出来るし
社会に出た時に通用します。
多くのバドミントンする子供達を見て来て
どんなにバドミントンの技術が向上しても
社会では全く通用しません。
#社会はそんなこと求めてないから
#意外に現役選手でいれる時間は短い
どうでしょうか?
実際に
自分の子供に習い事をさせる時の
最初の親の目的は
「習い事を通じて
社会に出た時に通用する子供に
なって欲しいなぁ。」
と望んでいるんじゃないでしょうか。
しかし
習い事の技術が上達すればするほど
その結果だけに目を向けるようになり
いつの間にか本来の目的を忘れて
結果だけ求める親が多いと思います。
#結果なんてただの通過点であって
#そこからどうするかの過程が大事
僕自身の考え方は
この習い事を通じて
どうしたら子供を最大限成長させられるか?
と常に考えながらコーチという立場で
子供達に話し掛けています。
どんな習い事を選んでもいいですけど
試合などの結果にこだわるのではなく
その過程を”どう考え判断し行動した”か?
試合などの結果は
その時の通過点でしかありません。
一人一人の子供の人生において
大切なのは過程の部分です。
#過程の部分を見て話をしてあげよう
試合などの結果を客観的に子供自身が見て
その後どのように考え判断し行動するか?
次の目標に対して
子供自身が足りない点を見つけ
それを補うためにどうするかという
その過程が大切だと思います。
試合などの成績に、こだわるんじゃなく
一人一人の子供の成長度合いに目を向けて
評価してあげて欲しいです。
ーーーーーーー
まとめ
ーーーーーーー
今回は
◯成長するには好きが大切
◯自分で考え判断し行動するために
◯子供自身を成長させるために
ということについて
お話をさせていただきました。
どんなスポーツや習い事でも
子供自身に考えさせることを
取り入れてみて下さい。
#勉強もそうだよ
#とにかく親は答えを言わないこと
#子供自身に言わせるんだよ
子供を一人の人間として尊重し
子供の考えを聞いてあげましょう。
#親と子で味方同士の関係を作ろう
#この関係こそ一生の宝物になるから
子供の根幹の部分を育てるため
子供が自ら考えて行動出来る力は
どうしたら養えるか?
親はそれぞれの子供に合った育て方で
伝えてあげて下さい。
#子育てにこれだという正解はない
#子供一人一人違う人間だからね
#ヒントはお伝えして行きますね
子供を一人の人間として尊重することは
子育ての骨太の根幹となりまーす。
#私の個人的な価値観です
今年一年もよろしくお願いいたします。
子育ての現場からは以上でーす!