今回は
最近実際に起きた
”自ら発言すること”について
私の考えを書いてみたいと思います。
#私の経験したことと考えを書いた
#ただのおっさんの話だよ
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発言することから逃げる子供たち
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先日、小中学生の
バドミントンのコーチに行った時に
ある経験をしました。
それは
「自ら発言することから逃げる」
ということでした。
バドミントンのスクールで
練習中の9人の生徒を集めて
一つの質問をしました。
他のコーチに
「声出して練習しなさい」
と、よく言われているけど
「なぜ声を出そうと言われるんだろう?」
思ってることを教えて欲しい。
と一つの問いを投げかけました。
#やさしい言い方だよ
それに対しての子供達は
「・・・」
誰も発言しません。
#どんだけ沈黙するねん
子供達それぞれの気持ちの中で
思っていることはあると思います。
しかし
誰一人発言をしません。
#思ってることを教えて欲しいんだよ
#考える力も付けて欲しい
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自ら発言する壁は想像以上に高い
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誰も発言しない時間が流れ
痺れを切らした私から
「それぞれ自分一人一人の気持ちを
教えて欲しいと言ってるんだよ。
みんな、正しいことを言わないととか
変なことを言って笑われたりするのが
恥ずかしい。と思ってたりしない?
思ってることを聞いてるだけだから
みんなそれぞれ違っていていいんだよ」
と伝えてみても
一度重い空気になってしまったものは
そうそう変えることは出来ません。
#最初に発言する一人目になる勇気は
#かなりハードルが高いよね
#そもそも発言する経験をしていないし
現実問題として
社会という戦場に出た時に
発言をしないということは、冷酷にも
”あの人は自分の意見がない。”
という判断をされてしまう。
#存在して居ないのと同じ
”自分の意見がない。”
と判断された人に仕事は任せられないし
その人を中心に
仕事は回って行くことはあり得ない。
なぜなら
意見がない人に
誰も仕事を任せようとは思わない。
#単純作業は別だけどね
という話をして
もう一度質問を繰り返しても
沈黙は続くわけです。
#これが子供達の現状なんだと痛感した
#発言することを経験していないし
#黙ってた方が得という経験を積んだ
#自分の身を守る方法なのかも
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社会は自ら発言する人間を評価する
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自ら発言する壁を乗り越えさせたいと
私は、質問の難易度を下げて
「じゃあ
なぜみんなはバドミントンの
練習をしているの?
思っていることを教えて」
と質問を変えてみた。
また
しばらくの沈黙が続いた・・
そして一人の中学生の男子が
「上手になるため」
と一言だけ答えてくれた。
#よくぞ勇気を振り絞ってくれたね
この発言を受けて
「そうだよね。上手になりたいもんね。
それより、誰も何も言わない空気の中
よく勇気を出して発言してくれたね。
その勇気はとても価値があること。
実際には
自ら発言するということは
社会に出た時には評価されるんだよ。
そして
その発言について初めて
その人自身が評価されることになる。
つまり
発言しなければ評価されることも無い。
逆に言えば
大きな失敗も無いかもしれない。
しかし
自ら発言出来ない人には
大事な仕事を任せられることはない。
私の経験上
発言する人を中心に仕事は回るから
発言する人は上のポジションに
上がりやすくなる。
社会ってそういう仕組みになってるの。
だから、思い切って発言したらいいよ。」
と私の本音を伝えた。
#子供一人一人に成長して欲しいので
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発言するかどうかは自ら決断する
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だからと言って
「でも自ら発言するかしないかは
みんなの自由でもあるんだよ。」
#発言するべきなんて言わない
#発言したらという事実だけ伝える
#無理強いはよくないから
「言いたくなければ言わなくてもいい。」
#自分の殻に閉じこもって居たい
#そんな子供もいるから
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笑いたければ笑えばいいんだよ
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この話をしている時
中学生の女子で笑いを必死に堪えて
笑うのを我慢して下を見る子もいた。
#話の途中で噛んでしまったりして
#真剣な状況な時ほど笑っちゃいけない
#そう思っちゃうと笑っちゃうやつ
その際、私は怒りもしない。
「真剣に話を聞いてるのか?」
ともあんまり思わない。
#残念だとは思っているよ
その子はそういう子なんだ。
と理解するようにしている。
ただ、その子に対して
何かを真剣に教えようとは思わない。
#それが社会のルールなんだ
#容赦無く切り捨てられるのが社会だ
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発言することから逃げる子供たち
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一番に発言してくれた中学生の男子に
「発言するのに、勇気が入ったと思う。
でもその勇気が将来生きてくるから。」
そしてみんなに
「バドミントンは、上手下手はある。
でもそんなのは大したことではない。
なぜなら
社会に出てもバドミントンが出来る
ということでは、価値は生まないから。
それより
バドミントンをみんなで習いながら
自分の意思表示が示れるように
自ら発言を出来る事の方が
社会に出たら、大事な事なんだよ。
お父さんお母さんは
君達が社会に出た時、社会人として
通用する大人になって欲しい。
と思っていると思う。
だから
自分の意見があったら
ちゃんと発言出来るように
なって欲しいと思う。」
という事を伝えた。
#伝わっているかは疑問だけど
#何度も伝えないといけないよね
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君はどんな価値を産めるのか?
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社会に出た時に
通用する大人になった時に
あなたのどんな価値が産めるのか?
例えば
◯同じことを繰り返し出来る
◯新しい発想がいろいろ浮かぶ
◯いろんな意見を引き出せる
◯いろんな意見をまとめれる
◯作業を早く終わらせれる
◯整理整頓をきっちり出来る
◯コミュニケーション能力が高い
◯誰にでもやさしく出来る
◯とにかく相手の話を聞いてあげれる
◯相手のいいところを褒めてあげれる
◯ずっと笑顔でいれる
◯話をする口調がやさしい
◯リアクションが上手い
などなど
あげればキリがないほど
社会に出て価値を提供を出来ることは
数限りなくある。
子供一人一人に
子供オリジナルの価値を伝えてあげると
自分の進みたいところが見えてくる。
#自分の事を一番知っているのは
#自分自身だ
#自分の道は自分で決めろ
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まとめ
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今回は
◯子供自ら発言するメリットとは
◯大人になるために学ぶこと
◯社会に出た時の価値はいろいろある
ということについて
お話をさせていただきました。
どんなに頭の中で考えていても
発言しなければ、存在していないと一緒で
空気を読んで、発言しない人は
そこに存在していないと一緒です。
#会議で発言しない人は
#その場にいない方がいい
#価値を産むとはそういうこと
子供一人一人にそれぞれ特徴があります。
他の子供と比べるのではなく
その子の能力(特徴)を
引き出してあげることこそが
親がその子の価値を最大限に産むことに
なっていると思います。
#親と子で信頼し合える関係を作ろう
#この関係が土台になるから
我が家では
京大に行った息子は留年し
就職する先を迷走し、将来何をしたいか?
いまだに悩みまくってます。
#いい大学行ったら大丈夫な訳じゃない
#みんな悩むのは同じなんだよ
それでも
自分の道は自分で決めなさい。
と言っている。
#親は子供の決断をサポートするだけ
一人前の大人にするために
自分のことは自分で決めさせる。
そして
子供を一人の人間として尊重することは
子育ての骨太の根幹となりまーす。
#私の個人的な価値観です
子育ての現場からは以上でーす!