#109 オリエンテーリングは自分以外も育ててくれる!

今回は

”オリエンテーリングに挑戦”から

”子供に背中を見せる”に着陸します。

#子育てする大人に向けて

#メッセージでもあります

 

 

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 由加山のOL大会に参加しました

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3/3(日)に、岡山県倉敷市の由加山で

岡山県オリエンテーリング協会主催の

OLの大会に参加しました。

 

私の参加したクラスはMAという

一番難しいクラスに参加しました。

結果は”DNF”と完走出来ませんでした。

 

19個中の16個しかCPが取れず

残念な結果となりましたが

これが今の私の現在地と認識しています。

スタートから中盤まで

順調に進んでいましたが

どこかで大きなミスをしてしまうことは

レース中には起こります。

 

しかもそのミスはある程度想定します。

それなのに、大きな迷いを発生してしまい

大きくタイムロスしてしまいました。

 

つまり想定しているより

大きなミスが発生しているという事です。

 

なんと言っても

オリエンテーリングの良いところは

大会終了後の振り返りを行うことができ

反省することが出来る点です。

 

この大会終了後のある夜

OLの石井先生に各ポイントを

細かく解説していただきました。

 

この話を聞くことが

学ぶことで言う”復習”というやつで

「そうだったのかぁ!」という連続でした。

 

あなたは

大人になってから何か学んでますか?

 

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 オリエンテーリングを深掘り

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地図には地形というヒントがあり

山域は実際の形として目の前に広がります。

 

じっくり地図を読めば

誰でも地図を読むことは出来ます。

 

しかしその地図の地形のヒントが

自分の頭の中に落とし込まれる間に

勘違いを起こすことがよくあります。

 

その勘違いは自然に起こり

そのことを自分自身で受け入れることが

考えを柔軟にさせるきっかけになります。

 

私自身、オリエンテーリングを始めて

自分の考えが柔軟になりましたし

他人の考えを受け入れれるようになりました。

 

基本的に人間は自分の考えや価値観を

正しいと思う習性があります。

 

自分の考えに合わない人を攻撃し

人間関係をギクシャクさせる人が居ます。

 

そういう人を見ると近寄りたくないと

思うのは普通の事です。

 

人間の考えというのは年齢と共に

より硬くなっていくようになり

頑固になる人を見かけます。

 

何度も言っていますが

オリエンテーリングには

 ◯考える力

 ◯決断する力

 ◯行動する力

が養うことが出来ます。

 

そしてそれに加えて

”考えを柔軟にする力もある”んです。

 

自分の考えと他人の考えが違うことは

よくあることなので、新たな考え方を知り

柔軟な考えが身に付きます。

 

つまり考えの視野が広がると言う事です。

また自分が間違えることで

自分は間違える人間だとわかりますし

他人が間違えることで

他人の間違いにも寛容になれたりします。

 

オリエンテーリングの振り返りでは

・こういう理由でこっちのルートを通った

・ここを通ろうとしたが途中で修正した

などなど

 

お互いの考えをぶつけ合ったりする中で

新たな考えを知ることが出来たり

お互いの考えを磨くことが出来たり

自分の考えを言語化する力を付けれたり

 

このように

社会に出た時に必要な要素を身につけれる

それがオリエンテーリングです。

 

 

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 子供の自己肯定感の育て方

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人は成功することに飢えています。

成功することが快感だと思うからです。

 

オリエンテーリングは

完走出来ないことがザラにありますが

オリエンテーリングは成功の連続です。

 

なぜなら、一つのCPを取るだけで

「よっしゃぁ」と心の中で叫んでいて

それが19個も用意されていたりします。

 

上手くいけば

1日に19回成功出来るということで

それがある程度の難易度もあるので

満足感があります。

 

人は小さな成功体験を積み上げることで

「自分は出来る」という自己肯定感が生まれ

その自己肯定感は自分自身の中で育てないと

誰も用意してくれません。

 

「褒めて伸ばせ」とよく言われますが

子供は褒めただけでは伸びません。

子供が伸びるのは

”自分は出来る”という手応えがある時で

本人が手応えがない時に褒められても

あまり嬉しくないと思います。

 

自分の手応えのある時に褒められると

自分は出来るんだという”自己肯定感”が

生まれて自信になります。

 

自己肯定感を育てるためには

解けるか解けないかという

ある程度難しいお題を与えて

それを自分で解けたという喜びを

いかに与えるかということだと思います。

 

我が家でも一人息子が居ますが

勉強を教えたのは小学2年生までで

それからはひたすら

「そんな問題解けるの?すごいね」

「どうやって解いたの教えて」

とよく言っていました。

 

今から考えれば

そうすることで子供自身の自己肯定感

少しずつ身に付いていたのかも知れません。

 

自分の子供はダメだと

よく言われているのをよく聞きますが

他人には「うちの子ダメなのよ」と

言っておけばいいですが

 

自分の子供には

ダメな所を指摘するのではなく

”頑張っている点”を見つけて

褒めてあげてください。

 

その頑張っている点を見つけるのが

親が子育てをする上で大事なポイントです。

 

それが見つけれないのは

子供をよく見れていないということです。

 

子供を育てるためには

親も育たないといけません。

 

親がいろんな挑戦をしていれば

子供もいろんな挑戦をするようになります。

 

我が家も親がこんなんなんで

息子もいろいろ挑戦しているようです。

 

この日本に生まれて

仕事がしてなくても死ぬことはありません。

 

であるなら

挑戦することを学べる

オリエンテーリングをしてみては

いかがでしょうか?

 

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 オリエンテーリングをしない理由

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これだけ

オリエンテーリングはいいですよ。

と言ってもやらない人はやりません。

 

人は理屈ではなく

自分の満足を求め動いているから。

 

子供だって勉強した方がいいことは

分かっているけど、遊ぶ方が楽しい

だから勉強しないのと同じです。

 

ランニングが好きな人は

ランニングを続けます。

 

ランニングは自分の体に心地良い疲れを

残すための作業です。

 

時間をかけて走れば確実に

自分の満足感を満たしてくれる

だからランニングを続けるんです。

 

しかも誰でも確実に簡単に心地良い疲れを

手に入れる事が出来るから。

 

オリエンテーリングは

”頭と体の満足感”を得れるもの

だと思っています。

 

オリエンテーリングは難しいので

上手くいかないことが多々あります。

だからそこから人は逃げようとするんです。

 

大人になると

失敗をしたくないと考える方が多いから

オリエンテーリングには手を出さない

という方は多いと思います。

 

その理由もよく分かります。

 

なぜなら

オリエンテーリングは足が速い人が勝つ

とは言い切れないからです。

 

足が遅い人でも

足が速い人を負けさせる事がある

 

というのがオリエンテーリングです。

そんなの足が速い人からしたら

なかなか受け入れ難いことでもあるから。

 

そこにあるのは”プライド”です。

 

プライドが、新たな挑戦にストップをかける。

そんなことは、世の中ではよくある事です。

 

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 まとめ

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親が失敗から逃げていたら

子供はどんな気持ちになるでしょうか?

 

そんな親に

「失敗を恐れずチャレンジしろ!」

と言われても、子供の気持ちを代弁すると

「なぜあなたはチャレンジしないの?」

と矛盾を感じるようになります。

 

矛盾を感じる親の言うことを

子供は聞くようになるでしょうか?

 

私は子供が小学生の頃から

「自分のやりたいことをやったらいいよ」

と言い続けて来ました。

 

いろいろ挑戦したらいいし

挑戦するから成長があるし

満足感もあるんだよ。

 

と伝えて来ました。

それが子育てだと思っています。

 

そう発言するからには

私は失敗するリスクを覚悟して

挑戦を続けて失敗し続けて見せます。

 

安全な所で戦を見物をしている人と

戦の最前線で戦っている人と

子供はどちらの言葉に説得力があり

話を聞こうと思うのか?

 

子供はちゃんと見ているので

一度考えてみるといいと思います。

 

毎日が挑戦の現場からは以上でーす!